Blender:ジオメトリーノードの勉強🛠️

制作中のアニメーション作品『Night in the Eyewall』は台風の夜を舞台にした作品になる。

そのため、背景にも風でゆれる木々や森の葉っぱが必要になってくる。Blender*でつくることができたら、かなり作業的には楽になりそう。。。

まず森をつくるために、木をひとつひとつモデリング…なんてしてたら一生かかっても終わらなそう。数本のパターンをつくってコピペ、、、もちょっと安っぽくなっちゃうかな?と考え、パラメーターを動かすと、幹の形や、枝葉の量を調整できるような、”便利な木”をジオメトリーノード*を駆使して作ることにする。

ジオメトリーノードはたくさんの”命令箱”を線で繋いでいって、制作する。プログラミングに近いのかもしれないけど、本当に触ったことがなかったので、まったくわからない。GoogleのAI、Geminiに先生となってもらって、一つ一つ聞きながら進めていく。

Gemini 3はかなり優秀で誤情報もほぼなく、機能するものが完成してしまった。しかも、それぞれの”命令箱”がどんな機能をもつのかを、事細かに説明してもらいながら段階を踏んでつくっていったので、ジオメトリーノードの基本のキくらいの理解はできたかもしれない。

背の高さ、曲がり具合、枝の数などを調整できる。

これでいろんなバリエーションション木を画面に配置できるので、不自然感じはなくなりそう?針葉樹バージョンもつくらないと。

ついでに、森に生えている草たちが、風になびく様子も、ジオメトリーノードを駆使して、再現してみる。物理演算はPCに負荷がかかって大変なので、なるべく避けたい。

草や葉っぱはシンプルに筆で描いたものにしている。アナログな雰囲気にもなって、かわいいかんじ。それぞれ長さ、や色などがランダムに変わるように調整してある。

ジオメトリーノードだけでは、板がぴょこぴょこ揺れるような描写になってしまったので。
元素材自体にもWaveモディファイアで波立たせている。ちょっとつよい風が吹いてるように見えたらいいな。

調整できる”便利な木”のジオメトリーノードの全容。青が幹、黄色が枝、赤がその枝にはえてる分枝、緑が葉っぱです。

それぞれ、「線に面を持たせて」「高くして」、「さきっちょはほそくして」、「ぐねぐね曲げて」「枝数は何本で」、「枝の向きは…角度は…」みたいな命令を組み合わせてつくりました。

 

*Blender…3Dに関するあらゆることができる、世界中で大人気の無料ソフト
*ジオメトリーノード…ものを組み立てるモデリングに対して、組み立て方のレシピそのものからつくれちゃう機能

WebPet 格納できるようにしました

WebPet のスーニャは一定の確率でサイトの中を歩き回る設定(おさんぽ機能)にしています。

パソコンでみるぶんには可愛らしくていいんですが、スマホでみたらちょっと邪魔かも思い、

メニューのなかに格納庫を用意しました。ここにしまっておけばメニューをひらいたときだけ喋ってくれます。

格納庫専用のセリフも用意してるのでためしてみてね。

 

WebPetスーニャは、SNSの時代だけど、個人サイトも楽しんでもらえたらうれしいなと思ってつくった一工夫です。

SNSはアルゴリズムによるエコーチェンバーを加速させ、その勢いのまま社会全体をまる呑みにしてしまいました。

WebPetスーニャは誰かが教えた単語を覚えておはなしします。
その単語を覚えさせたのは、誰かまではわかりません。
スーニャを通して、そのだれかを想像するのもよいかも。

そんな勢いなしのインターネットがここです。

Webペット スーニャ[śūnya]

ついつい、ウェブペットプロジェクトをすすめてしまう。
ついに、身体をつくってあげました。名前は「スーニャ」

 

左は、スケッチ段階のスーニャ

今はふわふわと浮遊するだけだけど、そのうちいろんなアクションも増やしていきたい。
子供のときに夢中になったデジタルペットをAIに手伝ってもらって自分で作れるなんて感激。

スーニャは”ユニコーンのデジタルおばけ”という設定。
Unicode U+0966 [०](サンスクリット語のゼロ、空 )がバグって意識を持ったおばけになった。
Unicodeから生まれたゼロ(空)だから、ユニコーンのおばけ、というダジャレ。
このホームページに取り憑いて、色んな人と友達になりたがってるFriendly Ghostです。

みなさん、是非たくさん質問に答えてあげてください。

ウェブサイトリニューアルとデジタルペット

公式サイトをリニューアルすべく、少しづつ開発している。専門知識は何にもないけど友人のこうへいさんからAntigravityというGoogleの開発ツールを教えてもらった。『こんなサイトにしたい』と日常会話のような言葉で伝えるだけで、理想通りに形にしてくれるツールだ。すごすぎて恐ろしくなる。

この日記もAntigravityとGeminiにつくってもらった。今はまだネットに公開していないので、誰も読まない日記をウェブサイトに書き続けている状態だ。たのしくて結構更新しちゃってる。

ふとしたアイデアもすぐに形になるの。私は、ブログパーツの「Harbot(ハーボット)」(Way back machine で当時のサイトが少し見れる。胸がキュンとなる)とかAOLが昔提供していた「AOL ジャマー」とか、「ポストペット」や「どこでもいっしょ」(プレステは買ってもらえなかったが、ポケステは持っていて、裏隣の近藤くんのプレステに繋いで更新させてもらっていた)みたいなデジタルペットが大好きで(とくにハーボットの世界観に心奪われていた)、そういうものを自分のウェブサイトに住まわせることができないか?と思いつきアイデアを羅列してAntigravityに送ったらすぐにテスト版を実装してくれた。

そこから色々調整して、基本はヘッダーに住んでいるが時々サイト上を散歩するウェブペットの形ができてきた。サイトを訪れた人の名前を覚えてくれる。たまに質問を投げかけてくる。そこからもらった単語が、独り言にも反映されるようにしてある。まだ形は仮の姿でインベーダーになっているけど、既にとても愛くるしい!

専門知識ゼロでここまで作れてしまうのだから、AIは間違いなく脅威だよね…。

空手の進級昇段審査の日

長野に移住してから、週1で空手に通っている。日中は基本的に机に向かってるし、田舎だと車移動も多いので、体を動かすのはとても大事。週一、町の公民館の一室で2時間ほど稽古している。基本的には突きなどの基本稽古、型、約束組手なので怪我の心配もなくていい。

最初の頃は見様見真似で、”重心を落とす”という感覚が理解できずに苦労した。どんな風にやったらいいのかを説明してもらおうとしたら、言葉で理解するより身体で覚えるのが大事と嗜められた。実際、感覚的なものは言葉にしても取りこぼしてしまうし、人にはそれぞれの肉体の感覚があるから、自分で感覚を掴む必要がある。そこに気づいてから、自分の重心を意識しながら生活するのが楽しくなった。片足立ちでもブレなく立てる。

アニメーションや絵の参考になると思ってはじめたのも理由のひとつ。体の動きを意識するのは絵を描くときもとても大事。空手は、摺足を用いた重心移動や、抜き足による移動が中心で、これって幽霊みたいにスーって動くということで、予備動作をなるべくなくして打つとか、、、

つまり、次の動きが予測できないような、人間の脳内物理シミュレーションから逸脱した動きこそが武術的な動きの理想で、アニメーションは脳内の物理シミュレーションを納得させないと実在感を宿せないから、あまり参考にならないかもと思ったりもした。

1年に1回進級・昇段審査があって、それが今日で私は茶帯から黒帯(初段)になりました。
やったね!来年もゆっくりがんばります。

Moho Pro14 を勉強中

2Dアニメーションソフト 「Moho Pro 14」を触りながら勉強している。2D的な質感を損なわないまま3D的な表現までできちゃうすごいソフトだ。アイルランドのアニメーションスタジオCartoon Saloon(主な作品『ブレンダンとケルズの秘密』)が使用していることでも知られている。

参考動画:My Father’s Dragon – Moho Animation Team behind the scenes

近い手法をAfterEffectsを駆使して自力でやっていたのだけど、専用ソフトはさすがにすごい。スタジオななほしさんの動画を参考にしながら、Geminiに対話形式のマニュアルになってもらって1日でここまで動かすことができた。

まだ使いこなせるようになるまで時間がかかりそうだけど、新しい技術を覚えるは楽しい。楽しくて気づいたら朝になってしまった。

「ヘタレ人類学者、沙漠をゆく」

人類学者である小西公大さんによる「ヘタレ人類学者、沙漠をゆく 僕はゆらいで、少しだけ自由になった。」を読んだ。

とにかく好きな言葉がたくさん出てくる本だ。冒頭からすごい「なぁ、コーダイ。世界は全部、風によってできていると思わないか?」なんだかわからないけどすごい!(そしてなんとなく分かってくる。)

フィールドワークを通して人類の隠された文化の秘密を解き明かすスマートな人類学者!そんなイメージを覆す、フィールドワーク中の失敗やヘタレ具合を隠さずに綴った軽快な”物語”だ。大学の恩師からうけた「世界の異質さを存分に味わって、もみくちゃにされて自分を壊してきなさい」という説教をきっかけにインドへ旅立つところから物語がはじまる。「自分探し」じゃなくて「自分壊し」の旅なのがとてもいい。

90年代のインド、ビビりすぎてホテルに引きこもってしまう小西さんに笑ってしまうし、それを全部書いてくれるのがとてもいい。さまざまな出会いから沙漠の村へとたどりつく。最初は歓迎されるも1週間も経つとみんな慣れて普通にめちゃくちゃ怒られたりするし、私物は共有財産みたいになっちゃうし、誰も「ありがとう」 とか言わない。羊を殺すための儀式や、コブラの毒を治療してまう呪医、真夜中の狩猟(著者だけが暗すぎて何も見えない)、想像もできない世界のエピソードが立て続くものだからページをめくる手が止まらない。そして、それらの出来事に対して先行研究などをふまえた解釈を添えてくれるのも人類学の本としても有り難い。

この本で重要なキーワードになるのが「怒り」だ。怒られること怒ること、インド社会での怒りの表出の仕方から個々人の違いを乗り越える視点を導き出しが素晴らしくて感動した。

 

『県警対組織暴力』

作業をしていたら、Youtubeで『県警対組織暴力』(1975年/監督:深作欣二/脚本:笠原和夫)が公式チャンネルから無料ライブ配信されていて、途中からだったけど、つい観てしまう。

ろくでもない警察とろくでもないヤクザのブロマンス映画である。改めて観ると、演出も構図も素晴らしい。
癒着していた警察とヤクザの仲が壊れていくシーンなんか、啖呵によるパワーバランスの変化が美しい構図で動的に演出される(しかも長回し!)、テレビから流れる「こんにちわ赤ちゃん」をBGMに血みどろでのたうち回る暴力シーンなんかものすごい。菅原文太と松方弘樹の顔の演技が暑苦しくていい。

友達がおすすめしていた小説『すべての見えない光』(アンソニー・ドーア)が届く。厚切りパンみたいな文庫本で最後まで読めるか心配。読み終わったらNETFLIX版のドラマを観よう。

「ネタニヤフ調書」「プラハの春 不屈のラジオ報道」

塩尻にある東座という名画座で「ネタニヤフ調書」と「プラハの春 不屈のラジオ報道」の2本立てを鑑賞してきた。どちらも人々の自由を奪う腐敗した権力と、それに立ち向かう人々の物語だ。「ネタニヤフ調書」では、ネタニヤフが政権を持続させるために超極右の政党(とんでもない差別主義者たち!)と手を組む。最近日本でも近い動きがあったと恐ろしい気持ちになる。権力を使ってメディアを押さえつけようとする側が、自由を訴える人間たちと「ファシスト」と呼ぶのはイスラエルでも、60年代のチェコスロバキアでも同じだった。

東座の支配人が、上映前にこれから観る映画の素晴らしさを紹介してくれたのが名画座の特別感があって嬉しかった。後20年はつづけてくれるらしい。田舎の映画館、隣ではポルノ映画がやっている。平日の夜。客は5人ほど。暗闇のなかで物語に入り込む体験はいつだって素晴らしい。いつまでも映画文化が続きますように。そして、私たちが自由でいられますように。

ホラーとやさしさ

ホラー映画のなかにはとにかく、嫌な気分にさせてほっぽりだして終わる作品もある。たしかに恐ろしいのだけど、見終わったあとになんだか困ってしまう。私は、ホラーとは語ることができなかった存在が、語る方法を得る手法の一つととらえているから恐ろしくも優しいものであると思っている。

← Prev
Next →
👾
...